なぜIT企業にうつの社員が多いのか
厚労省のデータによる分析
厚生労働省「労働安全衛生に関する調査(2018年)」によると、過去1年間にメンタルヘルス不調により連続1か月以上休業した労働者の割合は産業別にみると、1ヵ月以上休業した労働者は、情報通信業が1.2%と、最も高い割合になっています。
また、実際にメンタルヘルス不調で休業しないまでも、メンタル不調予備軍は、30%以上と言われています。
IT業界特有の要因があります
人手不足による長時間労働、休日出勤
重層的な下請・階層構造
技術の急速な変化に追いつかないといけない
厳しい納期に追いつめられる
1人で責任を持たなければならないプレッシャー
上司や同僚とのコミュニケーションや人間関係の希薄さ、難しさ
顧客の無理な要求に応えねばならない
客先常駐で周囲の目を気にしながら働く
タイムリーに相談しづらい環境、関係性
男性が多い職場
過労や仕事に対するストレスやプレッシャーからメンタル不調になった。
プロジェクトリーダーやマネージャーなど、新しい業務を任されて、期待に応えようと1人で頑張って、抱えすぎてメンタル不調になったというケース。
また新しい仕事では技術的なスキル以外にお客様との交渉力など違うスキルを求められ、戸惑いを感じ、強い責任感と期待に応えようという思いからメンタル不調になる方。
客先常駐で仕事をする中で、職場上司との人間関係が希薄になり、日頃相談できる人がいないためメンタル不調になったなど、IT業界特有の環境に問題や原因があると考えられます。
IT企業で働く人と企業の健康を守るために、IT企業に特化した「うつ対策」「メンタルヘルス対策」が必要です。
㈱スマイル・アンド・エールは、IT企業様を中心に、起業研修、起業コンサルティング、人材教育などを通じて「メンタルヘルス対策」サポートをしています。